2013年03月24日
カマスを斬る

「イッヒ リーベ ディヒ・・・」
「おッ!さすが総統、ドイツ語ですね」
「うむ、今日は’カマスを斬る’だ」
「カマスに癒されてるのに斬るんですか?薄情ですね総統って」
「薄情とは失敬だな、三太夫」
「誰にでも優しさと笑みを絶やさない男って言われてるのに」
「選挙カーとすれ違うたび支持してもしないのに候補者に手を振るのは優しさじゃないですよ」
「アレは小学生の頃からの癖だ」
「癖って・・・」
「ところでカマス達は何処へ行ってしまったんだろ?」
「最近めっきり姿を見てない」
「まあ水温の変化や潮の関係とかあるんじゃないですかね」
「カマスのアタックってすごいよな、ワームを5匹くらいで追っかけてくるし」
「中学の頃にちょっとだけ優しくしたクラスの女子から猛烈にアタックされた感じだなぁ」
「誰にでもいい顔する八方美人ですもんね、総統は」
「全然好みの子じゃなくて周囲からは、からかわれるし毎日が憂鬱だったよ」
「しかも付き合ってるみたいな事をその子がふれ回っていたんだよ、アレには参った・・・」
「学校に行くのも嫌になったので覚悟を決めてお友達でいましょうと話そうと思ったら・・・」
「みんなの前でもうお付き合い出来ませんって公開処刑されたんですよね」
「だまらっしゃいッ!」
「付き合ってもいない女子から公開で振られたんだぞ。俺が何故振られるの?」
「おかしーじゃねーか」
「気の毒でしたね・・・どんな感じの子だったんですか?」
「三太夫に言ってもワカランだろ・・・」
「知ってるかもしれないのでいちよう教えて下さいよ」
「ドカベンに出てくる岩鬼が好きな女子、夏子はんにクリソツだった」
「・・・・・知ってます」
PS 「最後までくだらない記事にお付き合いありがとう。暇で死にそうな人はgoogleで夏子はん
を検索して上の画像ってタブをポチってみたまえ。まさか実写の夏子はんが出てくるとは
総統夢にも思わなんだ・・・・」
2013年03月14日
タチウオを斬る

「さ~て始まりました’総統が斬る’進行は私、三太夫がお送りいたします」
「やぁ、元気かな?三太夫君」
「あ、総統こんにちは、早速ですが記念すべき第1回の怒ってブツブツ言う内容は?」
「タチウオだよ、タチウオ」
「タチウオ、美味しいですよね。最近は総統も釣ってるじゃないですかぁ」
「これが毎回きっちりと釣れないんだよなぁ。前の晩に爆ったポイントで翌日ボーズとか」
「幽霊魚とかって揶揄される事もありますもんね」
「幽霊と言えば私の叔父が霊感があるとかで写真を撮るとおかしなモノばかり写ってたな」
「総統、タチウオの話ですよ。おっかない話は止めて下さい」
「そうだったな、以前はウキ釣りでポカーンと見ながらの釣りだったけど最近はルアーばっか」
「ウキが沈んだら30秒待てとかって常連さんに教えてもらったもんだよ。懐かしいなぁ」
「最近は焼津でたくさん釣れてるみたいですよ」
「そんな話よく聞くな。でも遠いし駐車場からサーフまで歩くのがしんどいのだよ」
「中学、高校と陸上部で400Mのエキスパートだったのに・・・」
「えッ?今の体型っぷりだと砲丸投げじゃ?」
「だまらっしゃいッ!」
「・・・ところで、つりつりさんと総統って同一人物ですよね?」
「みんなそう思ってるけど違うな。彼とは一度会ったことあるが立派な御仁だったぞ」
「ただ釣り場では股間をライトで照らして他人の冷笑を浴びてるとは夢にも思わなかったけど」
「・・・・・・・・」
「で、タチウオについてですが・・・」
「そうそう、その叔父さんってのがしょっちゅう見えてたらしい、幽霊を・・・」
「叔父さんと話してると心の中を見透かされてるようで怖かったよ。」
「あのぉ、そろそろタチウオについてお話を」
「うん、焼津でF3をたくさん釣る、清水でF4を1本釣る。どっちを選ぶかは君だッ!」
「お話、ありがとうございました」
【総統シリーズ】
バケツ盗難事件
コショウダイをリリース事件
連休中の総括